対ベンチャー企業へのM&A事例を調べる

ベンチャー企業への投資案件を抽出します。MARR Proでは出資者を3つに区分けしており、それぞれを検索することも可能です。

ベンチャー企業の定義

自称・他称とも、ベンチャーあるいはスタートアップである企業をベンチャー企業と見なしています。

  • 事業会社による投資
  • CVC(事業会社が自ら設立した投資会社や投資ファンド)による投資
  • CVC、事業会社以外のベンチャーキャピタル等による投資

※検索キーワードの詳細はこちら

【案件検索】画面

『期間』の条件指定

①期間:任意の期間を指定

『案件情報』の条件指定

以下を選択
②データ種別:[M&A]-[M&A]
③検索キーワード「ベンチャー投資」にチェック

「ベンチャー投資」にチェックを入れると、カッコ内の3つのボックス全てにチェックが入ります。 必要に応じてチェックを外すことも可能です。

案件一覧の確認の仕方

①②③の条件設定後、をクリックすると、案件の検索結果が一覧表示されます。

確認したい案件の詳細欄にあるをクリック、または確認したい案件にチェックをして選択の上、をクリックすると、案件の詳細情報が確認できます。

検索結果を利用したデータ集計

①②③の条件設定後、をクリックすると、検索結果を利用したデータ集計 (買収への対応方針(買収防衛策)を除く)の条件指定が行えます。

以下を選択
■集計内容:マーケット別
■集計単位:件数 もしくは 金額
■期間区分:年別

をクリックすると、マーケット別の表データと棒グラフが生成されます。

表データはエクセルでダウンロードし、オリジナルの表やグラフの作成が可能。

✏️ワンポイントレッスン

MARR Online(マールオンライン)の記事に掲載されているグラフを実際に作ってみましょう!

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【図表2】ベンチャー投資 買い手別件数推移の作成方法

【案件検索】画面で指定する条件に沿って

・期間[2016/01/01~2023/12/31]を指定

・データ種別「M&A」-「M&A」を選択

・検索キーワード「ベンチャー投資」カッコ内のボックス「事業会社/CVC/その他ベンチャーキャピタルなど」を(1)全選択(2)事業会社のみ(3)CVCのみ(4)その他ベンチャーキャピタルなどのみ計4パターンでデータ集計

検索結果を利用したデータ集計 (買収への対応方針(買収防衛策)を除く)で、以下を選択しをクリック
■集計内容:マーケット別
■集計単位:件数
■期間区分:年別
をクリックし、エクセルをダウンロードすると以下のような表データが出力できます。※データの追加・見直しにより、件数などが過去にさかのぼって変更される場合があり、【図表2】の件数と異なっている部分があります。

(1)

(2)

(3)

(4)

④ 抽出した4パターンの集計値を用いて【図表2】のように買い手別件数推移の内訳を計算します。

例)2018年の内訳

(2)~(4)における2018年の合計件数を足すと1403件となり、(1)における1321件と82件(1403-1321件)の差分があることがわかります。この差分は「事業会社とCVCが共同で買い手となる案件」の件数を示します。

(2)と(3)ではこの82件が合計件数に含まれているため、それぞれ差し引きをすると、「事業会社が単独で買い手となる案件」は639件、「CVCが単独で買い手となる案件」は205件となります。

以上のことから、【図表2】における2018年の買い手別件数の内訳は、「事業会社」639件、「CVC」205件、「事業会社とCVC共同」82件、「その他VC等」395件となります。

⑤ ④の計算を各年分行い、グラフを作成します。

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